【おすすめ本】君は他人の幸せを祈れるか(賢者の書)

 

学んだこと

今回私はこの本を読んだ。賢者の書である。

今回学んだことは2つある。

1つめは、どんな出来事も将来に必要なピースになると言うことだ。

もう少し詳しく説明しよう。

今までの人生、そしてこれからの人生で

失敗や成功を味わったことはあるだろうか?

それはこれからも続くものだ。

実は、私たちが考える失敗や成功という体験は

この本では存在しないと述べている。

筆者は、失敗も成功も将来必要な経験だから「大いなる力」が

与えるものであると考える。

だから、失敗も成功も経験として人生に必要なピースと言い換えてる。

 

最もこの本でわかりやすかった話がある。

皆さんは伝記を読むだろうか。

伝記に載る人物はいわゆる人生の成功者である。

彼らの伝記を見ると必ず苦労したシーンがあるのではないだろうか。

このシーンを見て私たちはこういった経験があるから

成功したんだなと納得する。

私たちも今自分の伝記を作るとすると、

成功者になろうとするなら

だから成功できたんだと確信させるような

失敗や苦労を経験する必要がある。

だから例え人生をどん底に落とすような

つらい経験をしたとしてもそれは「大いなる力」が

これからの人生で必要なピースだから

与えているんだよと考える。

この考え方に僕はとても納得したというか

これからつらいことがあっても乗り越えられるような気がした。

この考え方はわたしの人生を支えると思う。

 

 

2つめに私が学んだことは、

この世界は幸せを与える側の人間に都合良くできていると言うことだ。

この世には自分の幸せを優先する人と

他人の幸せを優先する人がいる。

大体割合的にはどれくらいいるだろうか?

この本では自分の幸せを優先する人と

他人の幸せを優先する人の比率は

8:2であると述べている。

大体の人が自分の幸せが大事なのだ。

私もこの本を読むまでこちら側だった。

自分を幸せにするためにこちら側の人は

他人を陥れ、自分だけの利益を考えた。

こうして周りが全員敵に見えて

活発に活動することができず経済は発展しない。

一方、他人の幸せを願う人は

他人が幸せになることを優先し

自分は二の次であった。

結果、損することはあるが他人を恐れて過ごすことなく

のびのびと過ごすことができた。

こうした人たちが混ざり合った世界がこの世だ。

自分の幸せを優先する人と他人の幸せを優先する人は

一見馬が合わないように見えるが

実は相性がいい。

なぜなら、自分を幸せにしたい人は、

おいしい食べ物や便利な機械、いい服などに

お金をかけて幸せを感じようとするからだ。

そして、他人の幸せを優先する人は常に

他人を幸せにすることを考えているため、

どんな食べ物を提供すれば相手が喜ぶのかな。

どんな服のデザインが相手を喜ばせるのかな。

こんな機会があれば便利なのにな。

と考えるのだ

そして、それを喜んで自ら進んで行おうとする。

だからお互いにwinwinの関係である。

すると、結果的に他人の幸せを優先する人の方が

お金持ちになっているのだ。

人生の成功者と呼ばれる人たちは

いつもこちら側であるとこの本は述べている。

この差は大きな違いであると私は思う。

今までは自分優先だった気がする人生だったが、

これからは他人の幸せを優先する人になろうと私は思った。

この考え方をして最初に思ったことがある。

それは私の趣味でもある温泉だ。

温泉を作ろうと思った最初の人は

家庭的な風呂で足を伸ばして入れないことを考えて

足を伸ばしてお風呂には入れたら最高だしみんな幸せだろうなと考えて

作ったのではないかと思った。

詳しく調べたら全く違うかもしれないが

自己満足だから無視してほしい。

まあ、こんな感じで他人の幸せを考えることで

温泉を作る発想にもつながることが言いたかった。

この考え方はいろんなところに使えると思う。

 

今回賢者の書からとてもためになる教えを学んだ。

実はこの本では教えが8つある。

私があげた教え以外に6つはあるので是非自分で読んでほしい。

小説のような書き方でエピソードも合うので

手に取りやすい自己啓発本だと思う。

ここまで読んでくれてありがとう。

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